子供の床矯正って知ってますか?
小学1年生の我が子は綺麗な歯並びなんですが…
口が小さくて大人の歯が生えるスペースがないから噛み合わせや歯並びが悪くなる、と床矯正を勧められました。
親の管理が重要になる床矯正。
共働きワーママでも効果はあるのか体験談を記録していきます!
床矯正とは

読み方は「しょうきょうせい」です。
一般的な抜歯矯正は歯並びを整えるために永久歯(大人の歯)を抜いてあいたスペースに残りの歯を並べる治療法ですが、
床矯正は歯を抜かず顎を正しい大きさに広げて歯を並べる治療です。
顎の成長を利用して行う治療法なので、まだ歯が生え変わる時期の子供が主な適応です。
メリット
虫歯になりにくい
付けっぱなしのワイヤー矯正などと違い、自分で取り外しができるため、普段通りに歯磨きができるため直接装着する方法と比べて虫歯になりにくいと言われています。
食べ物の制限がなく好きなものを食べられる
ワイヤー矯正では硬いものや粘着性のあるものは避けるように言われてますが、床矯正は食事中は器具を外すので食べ物の制限はありません。
抜歯治療よりも費用が安い場合が多い
矯正は自費診療なので治療方法や病院によって料金は異なるものの全体矯正ではだいたい60〜100万以上かかります。
床矯正ではその金額より安く治療を始める事が出来ると言われており、プラスして検査料や定期検診料がかかりますが、筆者の購入時は器具代は20万程度でした。
デメリット、懸念点
毎日一定時間、器具を装用する必要がある
少なくとも10時間以上、可能であれば14時間以上毎日装用しないと効果が出ず、治療に長い期間がかかるため親子ともにモチベーションを保つのが大変と言われています。
無理に顎を広げすぎると見た目が大きく変わってしまう恐れがある
子供ごとに骨格も歯並びも異なるため経験豊富な歯科医院で適応かどうか見極めてもらう必要があります。
矯正治療後でも生活習慣などで後戻りすることがある
せっかく効果が出てきても途中で自己中断したり、矯正終了後も後戻りしないように矯正後リテーナーを適切に使用しないと元に戻ってしまう可能性があります。
適用できる期間やタイミングが決まっている
一般的に中学生以上になると難しくなってくるそうなので治療を検討している方は早めの歯科受診が重要になります。
歯ぎしりがあると破損してしまう恐れがある
寝ている間に歯ぎしりをする癖があると固定するワイヤーが曲がってしまい故障の原因になります。
まとめ

子供の性格や親が装用スケジュールをコントロール出来ないと治療の効果が出にくかったり後戻りするためやらなきゃよかった、と感じる方もいるようです。
ただ、慣れるまでは大変ですが習慣化すれば親子ともにそんなに負担にならないのではという印象です。
早めに治療を始めれば抜歯をせず小さいうちから永久歯の生えるスペースを確保できるので負担が少ない点や中高生から矯正を始めると忙しい日々の中で病院受診する時間も無くなってくると思うので今のうちにやるメリットは大きいと感じています。
今のところ我が子は10時間以上毎日装用できているので今後の変化が楽しみです♪
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